Link to English Version

Designed by Takuya Matsumi

 

ワンさんと日本を代表するダンサー・能楽師・研究者が織りなす一夜
メンファン・ワン(演出家/振付家)さん来日決定!

公開ショーイング 

日時:2022年8月21日(日)開場18:00/開演18:30 
会場:京都芸術大学 千秋堂 (京都市左京区北白川瓜生山2-116)

 

企画・ドラマトゥルギー 

中島那奈子(研究代表者、ダンス研究/ダンスドラマトゥルク)

 

コラボレーター

メンファン・ワン(演出家/振付家)

児玉北斗(振付家/ダンサー/芸術文化観光専門職大学講師)

髙林白牛口二(能楽師シテ方喜多流)

平井優子(ダンサー/演出振付家)

森山直人(京都芸術大学大学院芸術研究科客員教授/演劇批評)

辻井美穂(パフォーマンス・アーティスト)通訳/翻訳

 

 

老いのダンスドラマトゥルギーを巡るディスカッション
(2022年4月に先秋堂で行った集中研究会の記録から)
 

 

アクセス

京都芸術大学 瓜生山キャンパス 地図

千秋堂(No.12)地図

 

参加方法

入場無料/予約制/自由席/先着30名(人数に達した場合は、締め切らせていただきます)

予約申込:こちらの Forms から申し込んでください。

*京都芸術劇場チケットセンターとは窓口が異なりますので、ご注意ください

 

主催

京都芸術大学<舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点>
2022年度共同研究プロジェクト「老いを巡るダンスドラマトゥルギー」
研究代表者 中島那奈子

協力

tapetum works

お問合せ

info@tapetumworks.com(tapetum works)
075-791-9144(京都芸術大学 共同利用・共同研究拠点)

 

コラボレーター(プロフィール)
王夢凡(ワン メンファン)

1990年生まれ。北京を拠点とする演出家・振付家。約6年間ドイツで芸術史や舞踊学を学び、その期間中ピナ・バウシュの作品の再演を記録するインターンに従事。これまで様々な身体の人々(中年女性、子供、引退したバレエダンサー)と創作活動を行ってきた。また、ダンスを切り口とした「相談室」をオンラインで開き、1対1の個人的関係を築くことを試みている。サミュエル・ベケットとダンスの関係についての「ボディ・テキスト研究グループ」を、中国人の女性芸術家3人と共に結成して活動中。2018年ドイツのダンス雑誌tanzより奨励賞授与。

児玉北斗(こだま ほくと)

2001年よりダンサーとして国際的に活動、ヨーテボリオペラ・ダンスカンパニーなどに所属しマッツ・エックらの作品にて主要なパートを務めた。振付家としても2017年に『Trace(s)』、2020年に『Pure Core』などを発表し高い評価を得る。現在は芸術文化観光専門職大学(兵庫県豊岡市)の専任講師としてダンスや振付をめぐる研究・実践・教育に取り組んでいる。Web Site

髙林白牛口二(たかばやし こうじ)

1935年京都市生まれ。幼少より父高林吟二のみに稽古を受ける。1971年喜多流職分となる。1982年4月より、400年の伝統がある京都の喜多流の開示公演「喜多流・涌泉能」を続け、能楽の普及や伝統維持、後継者育成に尽力。初舞台1938年「飛鳥川」子方、1998年「卒都婆小町」、2009年「鸚鵡小町」、2012年「伯母捨」、上記の老女物を3番勤める。2016年「江口」を最後に「シテ」を舞う事より引退。

平井優子(ひらい ゆうこ)

4歳よりクラシックバレエを始める。90年代後半から東京を拠点にダンサーとして活動。2001年フランス政府給費留学生として在仏後ダムタイプのメンバーとなりクリエイションや公演ツアーに参加。高谷史郎作品などのコラボレーションプロジェクトを中心にダンサー振付家として活動する。その他、委託の振付演出作品や民俗芸能と女性をテーマにしたソロプロジェクトも発表。音楽家とのセッションやMVの出演、能楽師らとの共演など活動は多岐にわたる。現在は倉敷を拠点に活動中。第17回福武文化奨励賞受賞。

森山直人(もりやま なおと)

演劇批評家。京都芸術大学大学院客員教授。1968年生まれ。2001年から2022年3月まで、京都芸術大学舞台芸術学科教授、同大学舞台芸術研究センター主任研究員、及び機関誌『舞台芸術』編集委員。2012年から2019年まで、KYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)実行委員長を務めた。著書に『舞台芸術の魅力』(共著、放送大学教育振興会)等。主な論文に、「日本語で「歌うこと」、「話すこと」:演劇的な「声」をめぐる考察」(『舞台芸術』24号)、他多数。

中島那奈子(なかじま ななこ)

老いと踊りという研究分野を切り拓き、創作を支えるドラマトゥルクとして国内外の劇場で活躍。近年の作品に「イヴォンヌ・レイナーを巡るパフォーマティヴ・エクシビジョン」(京都芸術劇場春秋座2017)「ダンスアーカイブボックスベルリン」(ベルリン芸術アカデミー2020)レクチャーパフォーマンス「能からTrio Aへ」(名古屋能楽堂2021)。2019/20年ベルリン自由大学ヴァレスカ・ゲルト記念招聘教授。編著に『老いと踊り』(勁草書房)、2017年アメリカドラマトゥルク協会エリオットヘイズ賞特別賞。ダンスドラマトゥルギーのサイト(http://www.dancedramaturgy.org)を開設し、この分野の普及に務める。