イヴォンヌ・レイナーを巡るパフォーマティヴ・エクシビジョン

 研究プロジェクト「老いを巡るダンスドラマトゥルギー」の一環として、イヴォンヌ・レイナー作品を中心とした資料、映像、当時の舞台、再構成されたパフォーマンス/ワークショップ、レクチャーからなるパフォーマティヴ・エクシビジョンを春秋座の空間で開催します。
 これは、春秋座を美術館として用いる、ダンスの継続展示上演という試みです。ポストモダンダンスを辿るアーカイヴは日本の伝統演劇の歴史が生きる祝祭空間、春秋座によって、どのように息を吹き返すでしょうか。

 

期間:2017年10月11日(水)〜15日(日)12:00〜18:00
会場:京都芸術劇場 春秋座(京都造形芸術大学内)

詳細はプロジェクトウェブサイトもしくはKyoto Experimentサイト

 

展示期間中プログラム
1.イヴォンヌ・レイナー『Trio A』『Chair/Pillow』ショーイング
2017年10月12日(木)・14日(土)16:30-17:00
10月11日(水)はワークショップも開催。※出演者詳細は後日、発表します。

2.映像上映 2017年10月13日(金) ※詳細な上映スケジュールは後日、発表します。

『フィーリングス・アー・ファクツ 〜イヴォンヌ・レイナーの生涯〜』2015年 86分 米国 日本語字幕付)
監督:ジャック・ウォルシュ/字幕制作:アテネ・フランセ文化センター
出演:イヴォンヌ・レイナー、スティーヴ・パクストン、シモーネ・フォルティ、ルシンダ・チャイルズ、キャロリー・シュニーマンほか

『Five Easy Pieces』(1969年 48分 米国 白黒サイレント)
監督:イヴォンヌ・レイナー
“Hand Movie” 1966年 5分
“Volleyball”(Foot Film) 1967年 10分
“Rhode Island Red” 1968年 10分
“Trio Film” 1968年 13分
“Line” 1969年 10分

『After Many a Summer Dies the Swan: Hybrid』(2002年 31分 米国)
振付:イヴォンヌ・レイナー

3.レクチャー 2017年10月15日(日)15:00-18:00

登壇者:
越智雄磨(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)                       
外山紀久子(舞踊学、埼玉大学大学院人文社会科学研究科教授)
三輪健仁(東京国立近代美術館主任研究員)
中島那奈子(ダンス研究・ダンスドラマトゥルク)

 

お問い合わせ                                      
京都造形芸術大学 
共同利用・共同研究拠点事務局(舞台芸術研究センター内)
〒606-8271京都市左京区北白川瓜生山2-116
Tel:075-791-9144 Fax:075-791-9438

 

同時開催                                        
『特権』(1990年 103分 米国 日本語字幕付)
監督:イヴォンヌ・レイナー
中年女性の更年期をテーマに性的アイデンティティ、人種、階級の不平等について迫るイヴォンヌ・レイナー監督作品を春秋座でのエクシビジョンと同時上映します。

日時:2017年10月12日(木)
18:30- (18:00開場)
*上映終了後、本研究会主催・中島那奈子とやなぎみわ(アーティスト)氏を迎えてのトークを行います。
会場:同志社大学寒梅館ハーディーホール
(京都市上京区御所八幡町103 同志社大学寒梅館)
料金:1,000円(予約不要)
同志社大学寒梅館公式サイト http://www.doshisha.ac.jp/kambaikan/
同志社大学学生支援課公式サイト D-Live http://d-live.info/