『生存学』vol. 9. に「ダンスするロボットは老いるのか」を執筆しました。
I contribute my article “The Aging Robot in Dance” to The Journal of Ars Vivendi.

生きる知恵や技法が創出される現場としての、「病い、老い、障害とともに生きること。異なりをもつ身体」と向き合ってきた「生存学」の経験や研究の集積を世に問うてきた、立命館大学生存学研究センター 編集の雑誌「生存学」の最終巻です。

この最終巻での特集4:弱さ(弱い身体)からの人間/メディア/ロボット考において、「ダンスするロボットは老いるのか––老いと踊り研究からの問題提起として」を執筆しています。ここでは2014年に東京ドイツ文化センターで開催した「老いと踊り」の国際シンポジウムの報告と共に、ロボットの「老い」が何を示唆するかダンス研究の視点から問題提起をしています。こちらの特集での、他の執筆陣は以下の通りです。どうぞご一読下さい。

■特集4:弱さ(弱い身体)からの人間/メディア/ロボット考

1:望月茂徳「特集解説」
2:中島那奈子「ダンスするロボットは老いるのか――老いと踊り研究からの問題提起として」
3:藤波努「体が発しているものを情報通信技術で読み解く」
4:池田光穂「スピリットは細部に宿り給う――パースペクティヴィズムを通してみた人間=機械状態について」

Website: http://www.arsvi.com/m/sz009.htm

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