特集討議「越境するパフォーマンス:美術館と劇場の狭間で」に登壇した『表象』12号が出版されました。

4月発売の雑誌『表象』12号の特集討議「越境するパフォーマンス:美術館と劇場の狭間で」(加治屋健司+門林岳史+中島那奈子+三輪健仁+星野太)に参加しています。美術館における身体表現のアーカイブ化、新たな観客の身体経験の登場などの検討を通して、パフォーマンスと展示の現在を、気鋭の研究者や学芸員の方と議論しています。私はここでダンスの視点から、京都・春秋座で行ったイヴォンヌ・レイナーを巡るパフォーマティヴ・エクシビジョンの例をあげ、現代アートとダンスの展示を横断する問題と可能性を考えています。これはアーツ前橋で行った表象文化論学会でのシンポジウムの議論をさらにパワーアップさせたもので、この号には他にもパフォーマンスに関する論考が掲載されています。ぜひご一読ください。

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The new issue of the “Hyosho: Journal of the Association for Studies of Culture and Representation” (vol. 12. 2018) is out! The focus of this issue is about “Theatricality of the Exhibition,” and I participate in the panel discussion “Performance in Crossing: Between Museum and Theater,” representing a dance perspective together with my project “Yvonne Rainer’s Performative Exhibition” at Shunju-za Theater in Kyoto.